交通事故の速報を知るのに便利なサービス一覧

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身近に潜む危険として交通事故は誰にとっても関心のある出来事です。特に身近で起きた交通事故は、普段の通勤や通学、さらには物流が滞ったりと大きな影響が出ることも珍しくありません。そのため交通事故の速報を知らせてくれるサービスも多数あり、多くの人が活用しています。

ここではそれらのサービスの中でも特に優れたものを取り上げていきます。

ツイッター

「ツイッター」は短文や画像、動画などを投稿できるSNSサービスの1つです。その仕組みから日常の出来事を報告する人が多く、交通事故を目撃した場合も「ツイッター」上に投稿する人が非常に多いのが特徴です。トピックやキーワードを分類するために、「ツイッター」にはハッシュタグと呼ばれる特定の文字列があります。

交通事故関連の情報を求めている場合は、「交通事故」で検索したり、直接「#交通事故」というハッシュタグをクリックすることで関連の情報が探せます。交通事故の情報を集める上で「ツイッター」が特に優れているのは、速報性があることです。

テレビやラジオといった既存のメディアよりも遥かに早いため、それらのメディアの記者も取材源としてよく利用しています。またもう1つ優秀な点として、交通事故の目撃者や当事者との情報のやり取りが簡単にできる点も見逃せません。

遠方にいながら事故の詳細を関係者から聞き出すことも容易であり、他のメディアにはない優位性を持っています。

自治体のホームページ

都道府県や市町村などの自治体のホームページにも交通事故の速報は随時掲示されています。その自治体に住む人にとって影響が大きいと考えられる事故の場合は、継続的に情報を提供することもよくあります。例えば2008年8月3日に首都高で起きた、タンクローリーの横転による事故(熊野町ジャンクション火災事故)もそうです。

首都高や一般道の一部が長期に閉鎖された事故の影響の大きさから、東京都や板橋区などでは継続的に情報をホームページで提供していました。自治体のホームページで交通事故の速報を得る上でのメリットは、情報の正確性が高い点です。

警察や消防といった各組織とも連携して情報をまとめているので、いつどこでどういった交通事故が起きたかを利用者は正確に把握できます。

所轄の警察のホームページ

もし交通事故が起きた場合、その処理を直接担当するのが所轄の警察です。そのため交通事故の情報も随時入ってきており、それをホームページで公表しています。その日に起きた交通事故も掲載されるため速報性も高いですが、もう1つ統計データも充実しているのが警察のホームページの特徴です。

月間や年間の交通事故件数や負傷者、さらに歩行中か4輪運転中かといった状況別の交通事故件数などもまとまっているので、利用価値の高い情報と言えます。

警視庁の交通事故発生マップ

警視庁が提供しているサービスの1つに、「交通事故発生マップ」があります。このサービスは都内で起きた交通事故を地図から検索できる仕組みです。また逆に交通事故リストから事故を選び、それがどこで起きたかを地図から知ることも可能です。

条件を指定して事故を絞り込むこともでき、二輪車や高齢者の事故などに限定して調べることもできます。さらに自分の住む近隣で起きた交通事故についても、住所検索で調べられます。速報性も高く、その日に起きた事故も更新して掲載されています。

当然ですがあくまで警視庁の提供するサービスのため、東京都以外の場所はサービスの対象外になります。

日本道路交通情報センター

「日本道路交通情報センター」は公益財団法人として、日本各地の道路情報を5分おき更新して情報をラジオやインターネットなどのメディアで発信しています。このサービスは特に道路の渋滞状況や工事の有無などのドライバーにとって必要となる情報を提供していますが、交通事故が起きて道路の状況が変化したときも、速報として情報を更新しています。

そのため単に交通事故の最新情報を集めるだけでなく、実際の交通への影響を知りたい場合には特に最適なサービスです。

交通事故総合分析センター

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同じく公益財団法人である「交通事故総合分析センター」が発表する交通事故の情報です。速報性に加えて統計データに強いのが特徴です。例えば交通事故による死者は当日の内に収集されて各都道府県ごとの数がまとめられています。

データ量が豊富で、前年度から比較した事故の件数や、負傷者数の増減数、あるいは増減率なども一緒に公開しています。これらの統計資料はPDFで無料でダウンロードもできるため、各種研究や論文などにも幅広く役立てられています。

Googleマップのリアルタイム表示機能

「Google」社が提供する地図アプリである「Googleマップ」が最近になって実装した機能が、リアルタイム表示機能です。「Commute」という通勤や通学の際の経路情報を表示する機能と連動して、リアルタイムで必要な情報をGoogleマップ上に表示してくれます。

例えば利用者が普段通勤で通るルートで渋滞が発生していればそのことを通知しますし、交通事故が起きた場合もやはり同様に通知してくれるので渋滞や危険を避けられます。現状、日本ではそのすべての機能が提供されるかまだ未定ですが、提供が始まれば間違いなく速報性の高い交通事故情報の提供ツールになります。

メッセージングアプリ

メッセージングアプリとは、スマートフォンといったモバイル端末で利用できるインスタントメッセンジャーのことです。リアルタイムで情報をグループ間、もしくは個人間で送信できるため速報性が非常に高いのが特徴です。

有名なものとしては「Line」や「Facebookメッセンジャー」、「カカオトーク」などがあります。いずれのアプリも自分が興味のある情報のみを受け取ることもできるため、交通事故情報の収集ツールとしても有用です。

テレビ

インターネットと比較されることが多いですが、テレビの持つ速報性と情報の質の高さも交通事故情報を集める上で、今でも非常に有益です。大きな交通事故の場合はテロップ表示で第一報を報じるため速報性も高いですし、何より報道のプロが流す映像と情報の正確性は、多くの人に必要とされています。

単に情報を流すだけでなく、それを新たなコンテンツとして情報の再生産(例えば交通事故特集番組など)を行っている点も他のメディアと違った優れた点です。